kiritterのブログ

IT業種。好きなもの 音楽(Rock,House,Trance,etc) 読書(実用書) 歩くこと 日本史 スノボー など。現代社会がこの先どう進んでいくのか興味津々の今日この頃。(Twitter : kiritter)

書籍紹介

あのよく分からないモノたち - 書籍紹介 - 現代アート、超入門!

先日の哲学入門と状況が少し似ているけど、 関心はあるのだけど、どこから入って良いやらよく分からない、 そんな世界へ道筋をつけてくれる本というのはとても有難い。 そういう本って、 その世界に通じた人じゃないとなかなか書けないものだし、 分かってい…

仏教的なものに対するモヤモヤ感への丁寧な説明 - 書籍紹介 - 史上最強の哲学入門 東洋の哲人たち

今まで熱心に追い求めたことがないから当然のことではあるけど、それはともかくとして、「仏教的な話って、字面上分かったようになるけどその実、全然よく分からん」と、長年モヤモヤのまま放置していた内容に対して、この本以上に親切に丁寧に説明してくれ…

3つの方法 - 書籍紹介 - 「はかなさ」と日本人

ひょんなことから以前読んだこの本を思い出した。 『「はかなさ」と日本人 - 「無常」の日本精神史』 (竹内整一、平凡社、2007) 「はかなさ」と日本人―「無常」の日本精神史 (平凡社新書)作者: 竹内整一出版社/メーカー: 平凡社発売日: 2007/03メディア: …

本との出会いのタイミング - 書籍紹介 - ライ麦畑でつかまえて

昨夜に引き続き、開かずのダンボール箱から出てきた古い本のご紹介。最初はスルーしようと思ったが、やっぱり少しだけ書きたくなった。 『ライ麦畑でつかまえて』 (J.D.サリンジャー(著), 野崎孝(翻訳)、白水社、1984) ライ麦畑でつかまえて (白水Uブック…

江戸の町にタイムスリップ - 書籍紹介 - 江戸アルキ帖

今回の本は単純に個人の趣味。 CDを手放したことに伴い、季節外れの大掃除中なのだが、埃の積もった開かずのダンボール箱を開いたところ、随分と古い本が出てきた。上京するときに持ってきてそのままになっていたようだ。そのうちの1冊。 『江戸アルキ帖…

新しく魅力的なきまりを創る - 書籍紹介 - 編集の本と茶の湯の本

「編集」というものが妙に気になる今日この頃。とても大事なキーワードに思えて。そんな中、編集の名の付く本を見かけたので手に取ってみた。 『はじめての編集』 (菅付雅信、アルテスパブリッシング、2012) はじめての編集 [単行本]作者: 菅付雅信出版社/…

良くも悪くも強烈なインド - 書籍紹介 - インドの本と10年後に食える食えないの本

今回は、3冊併せてのご紹介。 インドの本と言われて最初に念頭に浮かぶのは、紀行系の本。著者の有名無名に関わらず、インド紀行本は多い。類するものとして、ビジネスマンによる現地滞在記。そういう本も、ざっと立ち読みしたが、今回は、インドとはどうい…

ソーシャルって何だ? - 書籍紹介 - 日本的ソーシャルメディアの未来

「ソーシャルメディア」という言葉を初めて見聞きしたのはいつだろう。「ソーシャルゲーム」という言葉の方が先だったろうか。 ともかく、第一印象は「”ソーシャル”って何だっけ?」 前回の記事に載せた 『誰も知らない 世界と日本のまちがい 自由と国家と資…

「今」に至る文脈 - 書籍紹介 - 世界と日本のまちがい

載せる本の幅を広げるため、過去読んで印象に残っている本も織り交ぜようと思った。 自分がいつもググって本を見つけて買っているように、誰かの本の出会いに貢献できるかもしれないというのが、このブログのひとつの目的なので、内容について今きちんと語れ…

モノを見るときの「枠組み」を見る - 書籍紹介 - プチ哲学

文庫だから500円くらいかなと思って書店で手に取ったら、680円だった。 高いっ! しかも、半分は絵で、文章はちょっとしかない。で、680円。 高いっ! でも、買った。。 『プチ哲学』(中公文庫)(佐藤雅彦、中央公論新社、2004) プチ哲学 (中公文庫)作者:…

個人の継続的な成功について - 書籍紹介 - 最高のリーダー、マネジャーがいつも考えているたったひとつのこと

手元の本を差し置いて、昨年読んだ本を取り上げるなどする。。 『最高のリーダー、マネジャーがいつも考えているたったひとつのこと』(マーカス・バッキンガム(著)、加賀山 卓朗(翻訳)、日本経済新聞社、2006) 最高のリーダー、マネジャーがいつも考えてい…

むずかしいことに取り組もう - 書籍紹介 - 減速思考 【3/3】

つづきです。 前回【2/3】はこちら 『減速思考 - デジタル時代を賢く生き抜く知恵』(原著タイトルは、Future Minds)(リチャード・ワトソン(著)、北川知子(翻訳)、徳間書店、2011) 減速思考 デジタル時代を賢く生き抜く知恵作者: リチャード・ワトソン…

むずかしいことに取り組もう - 書籍紹介 - 減速思考 【2/3】

つづきです。 前回【1/3】はこちら 『減速思考 - デジタル時代を賢く生き抜く知恵』(原著タイトルは、Future Minds)(リチャード・ワトソン(著)、北川知子(翻訳)、徳間書店、2011) 減速思考 デジタル時代を賢く生き抜く知恵作者: リチャード・ワトソン…

むずかしいことに取り組もう - 書籍紹介 - 減速思考 【1/3】

「思い立ったが吉日」「拙速は巧遅に優る」とはいえ、「急いては事を仕損じる」「急がば回れ」 先人の有難い教えには、往々にして反対の言葉があるものだ。どちらか片方だけで済むほど世界は単純ではないからだろう。ていうか、ことわざ類は文脈から切り出さ…

追記 - 続 これからどう生きるか - 書籍紹介 - Software Design 2012年2月号の第1特集

1点、個別事項に踏み込んで追記。 『Software Design 2012年2月号』(技術評論社、2012) Software Design (ソフトウェア デザイン) 2012年 02月号 [雑誌]出版社/メーカー: 技術評論社発売日: 2012/01/18メディア: 雑誌購入: 1人 クリック: 68回この商品を…

続 これからどう生きるか - 書籍紹介 - Software Design 2012年2月号の第1特集

ちょうど、こんな特集が組まれていた。 『Software Design 2012年2月号』(技術評論社、2012) Software Design (ソフトウェア デザイン) 2012年 02月号 [雑誌]出版社/メーカー: 技術評論社発売日: 2012/01/18メディア: 雑誌購入: 1人 クリック: 68回この商…

追記 - これからどう生きるか - 書籍紹介 - 2022 (神田昌典)

今日は寒い! 昨夜残業から帰宅した流れで眠い中書いた紹介記事を振り返ると、何だか人口の紹介話になっているので・・・本書の本筋に近いところで、自分が受け取ったイメージのところで、1点追記。 『2022 - これから10年、活躍できる人の条件』(神…

これからどう生きるか - 書籍紹介 - 2022 (神田昌典)

知る人ぞ知る(?)神田昌典氏の新刊。知る人ぞ知るとか書きながら、良い場所に平済みされていました。とりあえず、ハードカバーで1500円以上だったら迷ったけど、新書であり、かつ個人的に最近、未来の話に関心が高いので、どういう未来が語られるものかと…

ラジオの「中の人」がやるツイッター - 書籍紹介 - ツイッターってラジオだ!

先日読んだ『ソーシャルメディアの夜明け』(平野 友康、メディアライフ、2011)の中に、深夜ラジオでは、ラジオの前の<みんな>って言っちゃダメだぞ、とディレクターさんから教えられたというエピソードが載っていて、へえーなるほど!って思ったことがきっ…

坂本龍一 - 書籍紹介 - 縄文聖地巡礼

尖った固有名詞を挙げると、その尖り具合に影響されて、意図しない色まで醸し出してしまうこともあるけど、その一方で、そんな固有名詞を挙げることで、ざっくりその人の方向性的なところが分かった感じになったりもする。まあ、そもそも子どもの頃とか、固…

融合し再構成される世界 - 書籍紹介 - 明日のメディア

確かAmazonで、これも買ってますとレコメンドされたのだったか、とてもおもしろそうに感じたので、目的の本と併せて購入。で、先にそっちを読んだりとか、最近そういうことが多い。。(^_^;) 『明日のメディア - 3年後のテレビ、SNS、広告、クラウドの地平線…

モバツイ開発者の語る問題意識と情熱 - 書籍紹介 - 100万人から教わったウェブサービスの極意

2009年にアカウントを作りながらも、当時どなたかが言っていたように「月面に降りた感じ」に直面して1年近く放置し、2010年に、あっこれは新しいインフラだぞと認識し直し、使用し始めた、Twitter 。 そのTwitterに、黎明期から着目し、日本語でも不自由な…

未来展望のサマリー - 書籍紹介 - 高城剛と未来を創る10人

近年、あまりよろしくない意味で、マスメディアでその名前を見ることの多かった、高城剛氏。 私も確か5年前くらいまでは全然関心の対象ではなかったのだが、その頃に何かのきっかけで初めて氏の著書を読んで、「あれ?! この人、全然マトモだし、それ以上…

壮大な実験の途中 - 書籍紹介 - グローバル恐慌の真相

先日、目的の本をゲットしようと覗いた書店で目に留まり、妙に気になって一緒に購入。 それなりにでも事情に通じているわけでもない自分が、こんな本を紹介するのも気が引けますが、それを言い始めたら何も紹介できない。。(^_^;) これは自分が読んだ本のロ…

小さな花の色とりどりに咲き乱れる世界 - 書籍紹介 - ソーシャルメディアの夜明け #YOAKE

昨年、Twitter上で平野氏(Twitter : dsHirano)の存在を知り、とても興味深い人だぞと、既刊『旅する会社』(平野 友康、アスキー、2007)も入手して読むなどした。その本では、平野氏の、情熱や(良い意味での)青さに、同じプログラミングに関わるシゴト…

情報を扱う知恵 - 書籍紹介 - なんでコンテンツにカネを払うのさ?

5,6年ほど前、テレビに関係するシゴトで著作権周りの話があり、少し調べたことがあった。 当時思った素朴な疑問は、「ドラマやドキュメンタリー、バラエティ等々、膨大な数の番組ライブラリがあり、そして、それを観たい人はきっと多いのだから、再放送し…

新しいルールを生み出す - 書籍紹介 - 経営者・平清盛の失敗

今年の大河ドラマは平清盛なんですね、知りませんでした。。(^_^;)きっとこの1年はいろんな場所で清盛の名を目にする機会が増えるのでしょう。 さて、私は日本史が好きですが、その関心のメインは古代史です。縄文、弥生、古墳、飛鳥、プラス奈良、その辺り…

仕事をみじめなものにする根本的な3つの要因 - 書籍紹介 - なぜCEOの転進先が小さなレストランだったのか

1つは紹介記事を書いておきたい、そう思って、たまたま今日読み終えた本ということで、最初の書籍紹介はこの本に。 『なぜCEOの転進先が小さなレストランだったのか』(パトリック・レンシオーニ、NTT出版、2011年) なぜCEOの転進先が小さなレストランだっ…

ブログの1テーマとしたい、書籍紹介・読書感想を書くにあたり

本が好きだ。 一時、音楽にどっぷりハマり込んだ時期以外は、結構、読書を続けてきたような気がする。いや、音楽の時期も、音楽の本を読んでた。ともかく、昔はもっぱら小説を読んでいたけど、ここ10年はまったく読んでなくて、代わりに、技術書やビジネス…